
事業概要を教えてください。
アパレル各社を中心にオムニチャネルソリューション事業と、EC事業に必要な「ささげ」業務をはじめとする「フルフィルメント」サービスの提供を事業の大きな柱としています。
貴社サービスの強みは何ですか。
ECで商品をすぐ売りたいと思っても、社内にリソースがない、または、品番数が多くてとても社内では対応しきれないというとき、全体的にでも部分的にでもサポートできるところが強みです。
OV製品導入のきっかけを教えてください。
2年前にアポロクリエイトから導入したフォトオートメーション機材の性能を高く評価していたことが前提にあります。ただ、2年前の技術のため、物足りないところもあり、自動化システムの追加に躊躇していた部分があったのも事実です。そうした中で、鳴海さんより、新ブランドのお披露目の話があり、行ってみたところ、驚きがありました。
導入の決め手を教えてください。
上記に加え、4秒で自動的にトリミングができることに惹かれ、導入に至りました。
製品導入後、どのように変わりましたか?

PAを使用するコーナーで働いているのは正社員1人と、アルバイトが4人です。1日平均80~100SKUの撮影をこなしており、速度はプロカメラマンの撮影料とさほど変わらないが、経験のないアルバイトであることを考えると、業務効率は非常に高くなっています。
まだ熟練した段階に入っていないので、靴の撮影はスムーズではあるものの、時計やジュエリーになると少し遅くなっています。習熟してくるともっと効率が上がると考えています。
ゆくゆくはさらに機材を導入し、自動撮影10人、カメラマン10人の体制にしたいと思っています。
機材導入後の、大まかな撮影フローを教えていただけますか?
雑貨の撮影はまずこのコーナーに持ち込まれ、イレギュラーな形のものやオーバーフローしたものをカメラマンが撮影する流れになっています。もともとささげ業務の管理システム「PRAMS PICO」があり、クラウド上でデータを管理、いつでもどこでも各パートが作業可能です。また、作業がどこの過程にあり、どういう状況なのかAMS側でも、管理画面を開放しているブランド側でも把握できます。さらに、「PRAMS PICO」には今回導入したフォトオートメーション機器もリンクしているので、ささげ業務の大きな戦力になっています。

導入後の活用、今後の展望を教えてください。
今回機材導入により、画像加工チーム5人の業務改善にもつながりました。
靴に関してはほとんどやることがなくなりましたし、その工程を管理業務に振り分け、新たなささげ業務を担当してもらうなどより効率的な配置転換を実践しています。
最近はスポーツ用品、食器など新たな分野のささげ業務依頼も来ています。フォトオートメーション機器は設定も細かくできるので、様々な分野にチャレンジして行きたいですし、仕事の幅が広がり楽しいです。
やはり世界No.1は違うね!という声をいただいております。