株式会社 JAM TRADING

最上の画像で商品を市場に送り出せるのは、撮影者としてこの上ない喜び

JAM TRADING様

インポート古着ならではの取り組み

古着=状態の悪いものという図式を覆し、できる限り綺麗な商品をお届けしたい。そのために、検品や、毛玉取り・ポケット内掃除などのケアを重視し、多くの時間をかけるようにしています。また、たとえばシューズは、見た目は綺麗でも、経年劣化によって数回履いただけでソールが剥がれてしまうといったこともあります。そういった見た目ではわからない部分の判断や見極めを強化し、お客さまに安心感をもってお買い物を楽しんでいただきたいと思っています。

JAM TRADING様撮影 コンバース

一番ご利用いただくのは20~30代男性ですが、その年代に憧れる20代前半の男性・女性のお客さまにもご利用いただいています。実店舗と自社サイトでは共通のポイントを使っていただけるようになっています。実店舗のほうが流行のサイクルが早く、EC店舗のほうが流行に関わらず丁寧にアプローチすることで商品を売ることができるといった印象です。ブログやSNSも積極的に活用し、スタッフによるコーディネート写真を毎日更新しています。

Photo Automation導入の理由

それまでは、商品をハンガーで吊って一眼レフで撮影していたのですが、商品の形を整えることが難しかったりと、限られたスタッフしか撮影ができないといった課題がありました。だから、「誰でも」綺麗な写真が撮れるPhoto Automationは革新的でした。もともと、働き手が減る時代において近い将来、「誰でも化」ということが必須となるとは思っていて、今までのやり方では未来がないと考えていました。

JAM TRADING様撮影 チャンピオンスウェットJAM TRADING様撮影 リーバイス

最初は、「良いものだけど高いなあ」と諦めていたんです。でも既存の作業を見直すと、やはり必要だと感じました。Photo Automationを導入することで撮影だけでなくライティングや画像加工まで機材に任せられるようになります。その場合、どのくらいの効率化を図れるか計算した結果、大きな勝算が見えてきたので、導入に踏み切りました。

導入効果とワークフロー

Photo Automationは、30分程度使い方を説明すれば、そのままECサイトに掲載できる写真を誰でも撮影できるようになります。熟練のスタッフを一から育てたり探したりすることを考えると、これはすごく大きい。それに、スタッフがこの機材を中心に効率化を意識するようになったと感じています。「時間が空いたので撮影しておきますね」という感じで、関わる全員が全体の流れを把握して動くようになっています。

商品とお客さまをつなぐ入り口は写真です。撮影者が良いと感じるということは、必ずお客さまにもそう感じていただけていると信じています。誰でも撮影ができるようになって、全体の作業スピードが上がったことで、WEBページの充実やUI・UX、販促企画などのよりお客さまを意識した作業、多岐にわたるファンを獲得するための施策に時間を取れるようになりました。それだけでなく、Photo Automation導入前は、画像のクオリティに問題があり、Webページを整えても画像が見合わないといったこともありましたが、そういったことがなくなり、スタッフのやりがいにもつながっています。

弊社では一日1,000点ほどの商品を撮影しています。一つの商品に対して最低5カットは撮影しますので、一日5,000カット以上は撮影をしていることになります。そのため、以前は季節前倒しでひたすら商品を撮影・掲載していました。しかしPhoto Automation導入後は、全体のスピードが上げられるからこそ、ゴー&スロー&ストップが柔軟に行えるようになり、適切なタイミングで商品を投入できるようになりました。たとえるなら、高級車は高速時に安定しているだけでなく、低速でもスムーズで、ブレーキもキチっと効くからこその高級車ですよね。Photo Automationもまさにそんな感じです。

苦労したこと

一番時間がかかったのは単純に機材の搬入ですね(笑)。後は何も変える必要がありません。たとえば、白い服を撮るときと黒い服を撮るときとでそれぞれテンプレートが決まっていて、そのテンプレートを選べば自動調整されます。カメラの知識がなくても簡単かつ直感的に使うことができます。

ECのミカタでも紹介頂いてます